| タイトル |
簡便かつ高い培養効率が得られる新しいイネ葯培養法 |
| 担当機関 |
新潟県農業総合研究所 |
| 研究期間 |
1999~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
本法は、カルス誘導後の液体培地に再分化誘導液を添加して、カルスの再分化促進を行うことを特徴とする新しいイネ葯培養法であり、二段階培養法並の少ない労力で、三段階培養法と同程度の高い培養効率が得られる。
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| 背景・ねらい |
イネの葯培養には、省力的な二段階培養法が広く用いられているが、三段階培養法(津川,1992)に比べ培養効率が低い。一方、三段階培養法は培養効率の高い方法であるが、2回のカルス移植操作が必要であり、作業に多くの労力を要する。このため、簡便で培養効率の高い方法を開発して、葯培養の積極的なイネ育種への利用を図る。
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| 成果の内容・特徴 |
- 本葯培養法は、イネの葯からカルスを誘導した後の液体培地に、カルスの再分化を誘導する成分を添加し、カルスの培養を継続(約10日)した後、再分化培地へ移植する培養方法(以下、ARIS:Addition of Regeneration-Inducing Solution法と呼ぶ)である(図1)。
- 再分化誘導液は、表1に示すような成分を含み、液体培地25ml当り2mlを添加する。
- ARIS法は、カルス移植操作が1回ですむため、二段階培養法並の労力である。
- ARIS法における供試葯当りの緑色植物再分化率は、二段階培養法よりも高く、三段階培養法とほぼ同等である (表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 葯培養によるイネの育種が効率化される。
- 本技術は、新潟県で特許出願中である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
育種
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