タイトル | 養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2003~2005 |
研究担当者 |
加藤秀憲 小川一紀(農研機構果樹研究所) |
発行年度 | 2005 |
要約 | パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 |
背景・ねらい | パッションフルーツ「サマークイーン」(Passiflora edulis Sims× P. edulis Sims f. flavicarpa)は、南九州や沖縄で栽培されており、果実には独特の香りと酸味があり、カロテノイド(1100 μg/100 g;五訂食品成分表)を多く含むなど、他の果実には見られない特徴を持つ。慣行の土耕栽培では夏実(鹿児島において6~7月)と冬実(同12~1月)が収穫されるが、最適な施肥や地温管理が可能な養液栽培法と花芽誘導のための発光ダイオードを用いた低コストな電照栽培法を組み合わせた養液・電照栽培(図1)を行うことにより、慣行の土耕栽培では得られなかった秋実(10~11月)の収穫が可能となった。健康意識の高まった消費者にとって抗酸化作用を有する機能性成分であるカロテノイドやアスコルビン酸含量の高い果実は魅力的であり、消費拡大が期待されることから、これら機能性成分含量の季節変動を明らかにすることは重要である。そこで、養液・電照栽培されたパッションフルーツ果実中に含まれる機能性成分の含量を収穫期別に測定し評価する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | 214655-1.pdf |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
図表5 | |
図表6 | |
図表7 | |
図表8 | |
図表9 | |
カテゴリ | 簡易測定 季節変動 機能性成分 消費拡大 施肥 低コスト パッションフルーツ 養液栽培 |