タイトル | 隣接カンキツ園への距離20m以内にあるカンキツ新植園での定植直後のミカンキジラミ防除の必要性 | |
---|---|---|
担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター | |
研究期間 | 2004~2008 | |
研究担当者 |
Do Hong Tuan(ベトナム南部果樹研究所) Le Quoc Dien 市瀬克也 |
|
発行年度 | 2005 | |
要約 | カンキツグリーニング病媒介虫ミカンキジラミ(Diaphorina citri)は、既存カンキツ園との距離が20m以内にある新植園には、定植後半月内で多数侵入し、1ヶ月内に第一世代を出現させ、その後個体群を維持する。既存カンキツ園までの距離が20m以内にある新植園は、定植直後より侵入個体の防除が必要である。 | |
背景・ねらい | カンキツグリーニング病に対する有効な管理方法が確立されていない。現在、無病苗定植とその後の浸透性薬剤による媒介虫制御が最も現実的対応とされる。しかし、本媒介虫の移動分散行動がよく研究されていないため、定植後の新植園へのミカンキジラミ(Diaphorina citri)(以下キジラミ)の侵入時期及び個体群変動が予測できず、薬剤施用の理論的根拠が確立されていない。新植園へのキジラミの侵入数は既存園までの距離と負の相関があると予想されるので、新植園における定植後の薬剤施用は、既存園までの距離に応じて最適化が図られるべきである。従って、新植園へのキジラミ侵入とその後の個体群密度変動が、新植園と既存カンキツ園との距離によりどのように変化するか調査する必要がある。 | |
成果の内容・特徴 |
| |
成果の活用面・留意点 |
| |
図表1 | ![]() |
|
図表2 | ![]() |
|
図表3 | ![]() |
|
図表4 | ![]() |
|
図表5 | ![]() |
|
図表6 | ![]() |
|
図表7 | ![]() |
|
図表8 | ![]() |
|
カテゴリ | 病害虫 栽培技術 栽培体系 防除 薬剤 その他のかんきつ |