タイトル | シロサポテの果実成熟特性 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
井出 舞(神戸大) 井上裕嗣(沖縄農研セ) 奥田均(三重大) 真境名真弓(沖縄農研セ) 米本仁巳 野村啓一(神戸大) |
発行年度 | 2006 |
要約 | シロサポテ品種「クシオ」の果実は、肥大停止後も果肉糖度および乾物重割合が上昇する。渋み成分であるポリフェノールの含量は、果実成熟後期も緩やかに減少する。収穫適期は受粉後200日以降である。 |
背景・ねらい | メキシコ原産でミカン科に属するシロサポテ(Casimiroa edulis Llave et Lex.)は、果実は酸味が少なくて甘く、生食に適する。また、果肉ピューレは長期間冷凍貯蔵しても風味が変化しない。加えて豊産性で栽培が容易なことから、新規の亜熱帯果樹として有望である。しかし、追熟性果実であり、外観での収穫期の判定が困難であること、追熟後の日持ちが短いこと等の問題があり、経済栽培されている例は少ない。また、品種により果実にわずかな渋みがある場合があり、渋みに敏感な消費者の嗜好に影響することが思慮される。このため、食味に関与する糖や渋み物質の果実生育期間中における推移等の果実成熟特性を調査し、適切な収穫期を明らかにすることは、シロサポテの今後の消費拡大に不可欠である。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | 214686-1.pdf |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | 亜熱帯 受粉 消費拡大 品種 良食味 |