タイトル | 西アフリカ・サヘル地域における風食抑制と収量増加を可能にする新たな省力的砂漠化対処技術「耕地内休閑システム」 |
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担当機関 | 京都大学大学院農学研究科 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
伊ヶ崎健大 真常仁志 田中 樹 飛田 哲 |
発行年度 | 2008 |
要約 | サヘル地域における省力的砂漠化対処技術「耕地内休閑システム」を開発し、その有用性を実証した。本技術により、砂漠化の主要因である風食の大幅な抑制とトウジンビエの増収を達成できる。 |
背景・ねらい | 西アフリカ・サヘル地域では、食糧不足が慢性化しており、加えて風食(風によって比較的肥沃な表層土が飛散し、土壌肥沃度が低下する現象)による砂漠化が進行している。しかし、現地の農民が実施できる有効な対処技術はなく、風食の被害は軽減できていない。我々は、これまでの研究で、1)風食の際に多量の土壌養分が飛散すること、2)飛散した土壌養分は風下の5 m以上の幅の草本休閑地でほとんどが捕捉されることを明らかにした。これらの結果をもとに、サヘル地域の農民が実施できる風食抑制と作物収量の増加を目指す新たな省力的砂漠化対処技術「耕地内休閑システム」を提案する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | 214715-1.pdf |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
図表5 | |
図表6 | |
図表7 | |
図表8 | |
図表9 | |
図表10 | |
カテゴリ | 病害虫 除草 施肥 播種 |