| タイトル |
市販茶の品質・成分の実態調査 |
| 担当機関 |
静岡県茶業試験場 |
| 研究期間 |
1995~1995 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
静岡県内で販売される仕上茶の品質と化学成分について、官能検査と近赤外法により価格別に調査した。その結果、全窒素、全遊離アミノ酸含有量は上級茶で多く、逆に食物繊維含有量は少なかった。また、同一価格の茶であっても成分及び品質に店舗間の格差が認められた。
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| 背景・ねらい |
静岡県では全国荒茶生産量の約50%が生産され、全国流通量の約70%が県内茶商工業者によって加工される。しかし、県内の市販茶の評価は官能検査で行われているため、分かりやすい客観的な評価が求められている。そこで近赤外法を用いて市販茶(500、1,000、1,200、1,500円/100g)の成分含有量についての実態調査を行い、官能検査と併せて価格別市販茶の品質特性を明らかとする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 成分について4つの価格間で比較すると全窒素、カフェイン、全遊離アミノ酸含有量は上級茶(1,200円、1,500円)に多く、逆に食物繊維含有量(中性デタージェント繊維・灰分)は少なかった。しかし、上級茶間
(1,200円、1,500円)では有意な差は認められなかった(表1,図1)。
- 官能検査点について年次別に調査した結果、下級茶(500円)と中級茶(1,000円)では水色を除き、品質の差が認められた。しかし、上級茶間では滋味を除き、品質の差は不明瞭であった(表1)。
- 価格別市販茶(500、1,000、1,200、1,500円)の全遊離アミノ酸含有量は販売店舗間に格差が認められた(図2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 市販茶の品質は官能検査に近赤外法などの化学分析による評価を加えることによって、より客観的になる。
2・本成果は同一価格の茶の品質格差や店舗間の格差の是正に利用できる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
加工
茶
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