コンニャクのアブラムシ類に対するイミダクロプリド粒剤の培土時処理による防除

タイトル コンニャクのアブラムシ類に対するイミダクロプリド粒剤の培土時処理による防除
担当機関 群馬県農業試験場
研究期間 1995~1996
研究担当者
発行年度 1995
要約 コンニャクの植え付け後、培土処理時にイミダクロプリド粒剤を施用することにより、アブラムシ類の密度を約3カ月間にわたり抑制することができる。
背景・ねらい コンニャクの害虫としてアブラムシ類(ワタアブラムシが主である)は線虫類とともに主要な害虫であり、吸汁害とともにえそ萎縮病やモザイク病を伝搬する害虫としても重要である。また、多発するとすす病も併発する。現在、アブラムシ類の多発生時に殺虫剤をボルドー液と混用散布しているが、省力、簡便な方法として殺虫粒剤を茎葉散布する方法や培土時処理する方法が求められていた。
成果の内容・特徴
  1. イミダクロプリド1%粒剤6kg/10aを培土時に株元施用後、覆土することにより、アブラムシ類の密度を約3カ月間にわたって抑制することができる(表1、表2)。
  2. 本法は非常に省力的で簡便な防除法である。
成果の活用面・留意点
  1. 本剤は蚕毒が長いので桑園から15m以上離れた圃場での使用に限り、手散布とする。
  2. 培土時に処理しなかった場合は、茎葉散布でも有効である(表3)。茎葉散布するときは多発生前に施用する。
図表1 214999-1.gif
図表2 214999-2.gif
図表3 214999-3.gif
カテゴリ 病害虫 萎縮病 害虫 こんにゃく 防除 わた

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