タイトル | 赤色色素を生産する酵母の飼料添加における鶏肉の着色特性 |
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担当機関 | 山梨県畜産試験場 |
研究期間 | 1995~1997 |
発行年度 | 1996 |
要約 | ブロイラーの肉色を改善するために赤色色素(アスタキサンチン(AX))生産酵母を添加した結果、AX摂取量の増加により赤色度が上昇した。さらに、肉色の改善効果は、赤色の増強ではなく、補色による強調効果であると考えられた。 |
背景・ねらい | ブロイラーの大型化への改良によって、育成日齢は短縮されたが、脂肪の過剰蓄積をはじめとして肉色に至るまで様々な問題が提起され、流通関係者・消費者から肉質の改善要望が出されている。近年、特に肉の色が薄いという問題が流通業者から出され、このことは鶏肉消費が低迷している理由の1つとして重要である。 そこで、栄養面から鶏肉の肉色を人為的に操作する方法を確立することによって、消費者の要望に応じた鶏肉生産ができ、消費拡大が図れるとともに、輸入品に対抗できる良質鶏肉の生産が可能になると考えられる。 |
成果の内容・特徴 | ブロイラーの肉色を人為的に操作するために、赤色色素の添加量と給与期間の影響について調査するとともに、レシチンとα-トコフェロールの着色増強効果について検討した。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | 消費拡大 鶏 |