| タイトル |
陸稲「トヨハタモチ」の奨励品種採用 |
| 担当機関 |
神奈川県農業総合研究所 |
| 研究期間 |
1996~1996 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
陸稲「トヨハタモチ」は短稈で耐倒伏性が強く、良質・多収な早生種である。本品種を農林26号に替えて奨励品種に採用し、陸稲栽培の安定化を図る。
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| 背景・ねらい |
本県の陸稲奨励品種「農林糯26号」は、長稈で耐倒伏性が弱い。また、晩生種であるために出穂前後に干ばつ害を受け、著しい不稔が多発している。このため、耐倒伏性が強く、干ばつ害の回避が可能な早生種の普及が強く望まれていた。 これらのことから、短稈で耐倒伏性が強く、良質・多収な早生種「トヨハタモチ」を選定した。
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| 成果の内容・特徴 |
「トヨハタモチ」は「農林糯26号」と比較し、次のような特徴を有する。
- 出穂期は半月程度、成熟期は1ヶ月程度早い早生種である。
- 稈長は10~20cmほど短く、穂長は5cmほど短い。穂数はほぼ同じ~やや多い。
- 収量性は高く、安定している。
- 千粒重はやや小さい傾向が見られるが、玄米の外観品質が優れる。
- 適正基肥量は窒素成分で4.0kg/10a、適正播種量は3.0~4.0kg/10aである。
- 早生種で梅雨明け後、早期に出穂、開花に達するため、干ばつ害を回避しやすい。
- 耐倒伏性が強い。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 普及地帯は、秦野市を中心に県内畑作地帯全域。普及面積は約100ha。
- 基肥量は窒素成分で4.0kg/10a、播種量は3.0~4.0kg/10aを基準とする。
- 干ばつ害の発生を防ぐため、遅播きを避ける。
- 穂発芽の発生を防ぐため、刈り遅れを避ける。
- 播種量が多い場合に倒伏しやすい傾向が見られるため、厚播きを避ける。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
播種
品種
陸稲
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