タイトル |
メッシュ気象情報を利用した水稲の出穂期予測システム |
担当機関 |
栃木県農業試験場 |
研究期間 |
1997~2000 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1997 |
要約 |
栃木県内及び周辺のアメダスデータをパソコン通信で読み込み、日データ及び積算値などをリアルタイムにメッシュ化し図表化するシステムを開発した。またそのメッシュデータを用いてコシヒカリの出穂期予測をメッシュ化した。
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背景・ねらい |
良質米のよりいっそうの安定生産、品質向上を図るために、きめ細かい地域別診断技術の開発を行う。その第1段階として栃木県のメッシュ気象図をリアルタイムに作成するシステムを開発した。そのデータを用いて水稲の出穂期予測をメッシュ化し、生育診断、穂肥時期診断などに役立てる。
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成果の内容・特徴 |
- 栃木県内及び周辺のアメダスデータをEIネット(全国農業普及協会)を通じて読み込み、メッシュ化プログラムで利用できる形式に変換するプログラムを開発した。
- アメダスデータのメッシュ化は清野(農環研)のプログラムで行った。メッシュ気候値は気象庁から提供を受け、国土数値情報は購入した。これにより、栃木県の作物の栽培されている地域について、気温(日最高気温、最低気温、平均気温)及び降水量をリアルタイムでメッシュ化、表示できるようした。
- 日データの他にメッシュ化データの積算値、平年値との差及びその積算値を表示できる様にした。印刷はプリンター及びプロッターに対応している(図1)。
- 昭和50年~平成4年のデータをもとにノンパラメトリック法(田村・竹沢ら)によって求めたコシヒカリの平均気温-DVR表をメッシュ化データにあてはめ、出穂期予測をメッシュ化した(図2)。平成9年の県内23ヶ所の生育診断圃の実測値とは±2日以内の誤差でほぼ当てはまった。
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成果の活用面・留意点 |
降水量は狭い地域で異なり、アメダスデータでは正確に推定値を出すことができない。メッシュ気候値の平年値は現在の平年値と若干異なり、平年差は参考値として用いる。山間部のメッシュの気温推定値は平地部よりは推定誤差がやや大きい。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
診断技術
水稲
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