| タイトル | うめ「白加賀」の受粉樹に適した「花香実」の遅咲き系統 |
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| 担当機関 | 群馬県園芸試験場 |
| 研究期間 | 1998~1998 |
| 研究担当者 | |
| 発行年度 | 1998 |
| 要約 | 「花香実」の遅咲き系統は「白加賀」と開花期間が合致する日数が多く、「白加賀」の受粉樹として従来の品種よりも優れている。 |
| 背景・ねらい | 1.暖冬の場合は開花期が早く、長期にわたり、「白加賀」と受粉樹との較差が大きくなりやすい。最近は暖冬傾向にあり、開花期は7日程度早くなっている(表1、表2)。 2.「花香実」と比較して遅咲き系統は開花始期で、9日、盛期で10日および終期で8日遅い傾向を認め、白加賀との開花合致日数も倍の16日程度に増加する(表2)。 3.「花香実」と遅咲き系統の花および果実について調査したところ熟期は5日程度遅くなるが、両者は極めてよく似ており、判別は困難である(表3、表4)。 以上、この「花香実」の遅咲き系統は、「白加賀」との開花期間が他の品種よりも長く、優良な受粉樹であると考えられる。 |
| 成果の内容・特徴 | 1.暖冬の場合は開花期が早く、長期にわたり、「白加賀」と受粉樹との較差が大きくなりやすい。最近は暖冬傾向にあり、開花期は7日程度早くなっている(表1、表2)。 2.「花香実」と比較して遅咲き系統は開花始期で、9日、盛期で10日および終期で8日遅い傾向を認め、白加賀との開花合致日数も倍の16日程度に増加する(表2)。 3.「花香実」と遅咲き系統の花および果実について調査したところ熟期は5日程度遅くなるが、両者は極めてよく似ており、判別は困難である(表3、表4)。 以上、この「花香実」の遅咲き系統は、「白加賀」との開花期間が他の品種よりも長く、優良な受粉樹であると考えられる。 |
| 成果の活用面・留意点 |
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| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | うめ 黒星病 受粉 品種 |