タイトル |
スイカ黒点根腐病の熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤による防除 |
担当機関 |
群馬県園芸試験場 |
研究期間 |
1998~1998 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1998 |
要約 |
スイカ黒点根腐病に対して、熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤のうち、クロルピクリン錠剤の効果が最も高い。熱水土壌消毒およびカーバムナトリウム塩液剤は、クロルピクリン錠剤よりやや劣るが、臭化メチルとほぼ同等の防除効果が得られる。
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背景・ねらい |
土壌消毒に使用されてきた臭化メチルは、2005年までに全廃することが決定され、代替技術の開発が求められている。そこで、スイカ黒点根腐病防除を目的に、臭化メチル代替薬剤および農業研究センターで開発した熱水土壌消毒の効果について検討した。
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成果の内容・特徴 |
- 95℃の熱水をかん水チューブで170~180L/m2注入する熱水土壌消毒は、地表下20cmまでは安定して温度が上昇し(図1、表1)、本病に対して臭化メチルとほぼ同等の防除効果が得られる(図2)。
- クロルピクリン錠剤の10aあたり1万錠処理(ポリエチレンフィルムで被覆)は、本病に対して臭化メチル以上の高い防除効果が得られる(図2)。
- カーバムナトリウム塩液剤の10aあたり400L処理(原液を10倍に希釈して散布、混和なし、ポリエチレンフィルムで被覆)は、本病に対して臭化メチルとほぼ同等の防除効果が得られる(図2)。
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成果の活用面・留意点 |
- 熱水土壌消毒は、2月19日に丸文製作所製の装置を用いて行った。無加温パイプハウス(地温14.3~16.7℃、原水の温度10℃)で、処理時間は5分/m2、燃料(灯油)消費量は2.25L/m2であった。
- 熱水土壌消毒の効果を高めるためには、20cmより深いところの温度をさらに上げる工夫が必要である。
- クロルピクリン錠剤、カーバムナトリウム塩液剤は、本病に対して未登録である。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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カテゴリ |
病害虫
くり
すいか
土壌消毒
根腐病
防除
薬剤
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