タイトル |
ヤマノイモの植付、施肥の省力機械化 |
担当機関 |
栃木県農業試験場 |
研究期間 |
1999~1999 |
研究担当者 |
|
発行年度 |
1999 |
要約 |
緩効性のヤマノイモ専用肥料を用いて、施肥装置付き植付機により基肥全量溝施用を行うことで、基肥全量全面施用より窒素成分で20%減肥しても収量は同等以上に得られ、施肥及び植付作業が大幅に軽減される。
|
背景・ねらい |
ヤマノイモの栽培は手作業が主であるため、重労働となっている。そこで省力機械化体系の一環として、ヤマノイモ専用肥料を用い施肥装置付き植付機を利用して施肥量の軽減と、植付け及び施肥作業等の軽労化及び省力化を図る。
|
成果の内容・特徴 |
- 植付機による植付け作業を行っても、手植えと遜色無い収量が得られる。また、窒素成分を20%減らして行う溝施用も全面施用と同等の収量が得られる。
- 芋の形状割合はいずれの施肥、植付方法にかかわらず棒が多く、くびれの発生も植付法や施肥法による大きな違いは認められないことから、植付機利用や溝施用の悪影響はない。
- 植付機での植付による萌芽率は手植えと同様に高く、高精度である。
- 植付機の作業時間は手植えに比べ43%の時間短縮となり、作業労力の軽減と効率化が図られる。
|
成果の活用面・留意点 |
- 施肥装置は民間と共同開発した試作機である。
|
図表1 |
|
図表2 |
|
図表3 |
|
カテゴリ |
肥料
機械化
機械化体系
軽労化
省力化
施肥
やまのいも
|