タイトル |
コナジラミ類およびアザミウマ類に対する光反射シートの防除効果 |
担当機関 |
茨城県農業総合センター |
研究期間 |
1999~2000 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1999 |
要約 |
光反射シートを施設外周に設置すると、コナジラミ類とアザミウマ類の侵入を抑制する。また、施設内に設置すると、コナジラミ類の密度増加を抑制し、アザミウマ類の侵入を抑制する。
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背景・ねらい |
環境保全型農業を推進するためには、化学農薬の使用量を削減できる害虫防除技術の開発が必要である。そこで、害虫に対して行動抑制効果のある光反射シートの物理的防除資材としての有効性を評価し、総合的な害虫防除技術体系への導入を図る。
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成果の内容・特徴 |
- トマトまたはピーマンの施設栽培において、施設の外周の地面に幅約150cmの光反射シートを設置した場合、コナジラミ類成虫とアザミウマ類成虫の施設内への侵入量が1/2~1/3に減少した(図1、図2)。
- ピーマンの施設栽培において、施設内の畝間(幅約50cm)の地面に光反射シートを設置した場合、アザミウマ類成虫の施設内への侵入量が、施設の外周に設置した場合と同程度に減少した(図2)。
- トマトの施設栽培において、施設内の畝間(幅約50cm)の地面に光反射シートを設置した場合、コナジラミ類成虫の施設内への侵入量は減少しなかった(図1)。しかし、9月2日に施設内設置区および無設置区のトマト葉で、オンシツコナジラミの幼虫または蛹の初寄生が確認され、その後、オンシツコナジラミの幼虫と蛹の寄生虫数は、無設置区では増加したのに対し、施設内設置区では初寄生約1か月後まで増加が認められなかった(表1)。
- トマト栽培において、施設の外周および畝間の両方に光反射シートを設置した場合、トマト葉でのオンシツコナジラミの幼虫と蛹の寄生虫数は、施設の外周または畝間の一方に設置した場合よりも少なかった(表1)。
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成果の活用面・留意点 |
- 光反射シート(商品名:タイベック、白色)を利用した場合、トマトとピーマンでは草丈の伸長が抑制される傾向がある。
- 光反射シートの反射面が汚れると防除効果が低下する。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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カテゴリ |
病害虫
害虫
施設栽培
トマト
農薬
ピーマン
防除
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