水稲「ゆめひたち」の認定品種採用

タイトル 水稲「ゆめひたち」の認定品種採用
担当機関 群馬県農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者
発行年度 2000
要約 良食味で耐倒伏性に優れる「ゆめひたち」を東部平坦地域を対象として、認定品種に採用する。
背景・ねらい 東部平坦地域では、ひとめぼれなど種々雑多な品種が作付けされており、この地帯向けの主力となる新たな品種が望まれている。そこで、良食味で耐倒伏性に優れる「ゆめひたち」を採用し県産米の高品質・良食味化と生産の安定化をはかるとともに生産者の要望や市場流通に対応する。
成果の内容・特徴 「ゆめひたち」(チヨニシキ/北陸122号(後のキヌヒカリ))は、「ひとめぼれ」と比較して次のような特徴がある。
  1. 出穂期は2日から4日、成熟期は1日から5日程度遅い。
  2. 稈長、穂長はやや短く、穂数はやや少ない。
  3. 耐倒伏性は強い。
  4. 早植え、普通期ともに多収で収量性に優れる。
  5. 千粒重は並からやや小さい。
  6. 検査等級及び外観品質は同程度である。
  7. 食味は同程度で優れる。
成果の活用面・留意点
  1. 普及地帯は東部平坦地域で、面積は1,000ha以上を見込む。
  2. 栽培性に優れるが、良食味を保つために多肥栽培は避ける。
図表1 216215-1.gif
図表2 216215-2.gif
図表3 216215-3.gif
カテゴリ 水稲 品種 良食味

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