| タイトル |
愛知式不耕起乾田直播栽培における除草剤散布のための水稲出芽開始早限の推定 |
| 担当機関 |
愛知県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
2000~2003 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
愛知式不耕起乾田直播栽培における水稲「コシヒカリ」の出芽開始早限は、有効温度を日平均気温11.5℃以上、有効積算気温を50℃として推定できる。推定値より早く出芽することはなく、グリホサート剤を確実に水稲出芽前に散布できる。
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| 背景・ねらい |
愛知式不耕起乾田直播栽培の除草体系では、播種後出芽前にグリホサート剤を散布する。グリホサート剤は、出芽期を過ぎると散布できなくなり雑草防除が困難になる。逆に、散布時期が早すぎると体系処理が困難となる。愛知式不耕起乾田直播栽培は面積拡大と作業分散のために播種期が前進傾向にある。その出芽安定性からは、2月播種、3月播種が実用可能であるが、早期播種ではグリホサート剤の散布適期の見極めがさらに重要となる。そこで、出芽開始早限を推定することにより、グリホサート剤の散布適期を明らかにし、作業計画のための資料とする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 愛知式不耕起乾田直播におけるコシヒカリの出芽開始早限は、有効温度を日平均気温11.5℃以上、有効積算気温50℃として推定できる(図1)。
- 平成7年から平成12年の実測出芽期は、推定した出芽開始早限よりも早まることはない(図2)。
- 長久手における平年気温で推定すると、4月9日までの播種ではいずれも出芽開始早限が4月27日となり、4月10日以降の播種では出芽期は順次後退していく(図3)。
- 出芽開始早限は年次による変動が大きい(図4)。3月1日播種について、過去16年間(昭和60年~平成12年)の気象観測値にこの推定式を適用すると、4月12日(平成10年)から4月30日(平成8年)まで変動する出芽開始早限が推定できる(図5)。これにより、グリホサート剤散布可能期間が推定できる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- この推定式の適用により、年次による出芽期の変動が説明でき、リアルタイムでの出芽開始早限の予測が可能となる。
- 播種後、降雨がなく籾が吸水できない場合には、出芽期は推定日よりも遅くなる。
- 本成果は、本県で不耕起乾田直播栽培に使用されている「あいちのかおり」、「祭り晴」にも適用可能と考えられる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| カテゴリ |
病害虫
乾田直播
雑草
除草
除草剤
水稲
播種
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