タイトル | 採卵鶏用飼料へのフィターゼ適正添加水準量 |
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担当機関 | 千葉県畜産センター |
研究期間 | 2000~2000 |
発行年度 | 2000 |
要約 | トウモロコシ・大豆粕主体で非フィチンリン(npP)含量0.15%の採卵鶏用低npP飼料へのフィターゼ(Phy)の適正添加量は200単位/kg程度と示唆された。また、Phyを200単位/kg添加することで、市販飼料給与区並の産卵成績等が得られ、排泄リン量を約50%低減できた。 |
背景・ねらい | これまで排泄リン量の低減化について、採卵鶏用飼料へのPhy添加効果を確認する多くの試験が行われてきたが、これらの添加量はブロイラーや卵用鶏ヒナの試験成績をもとにしたもので、500~1000単位/kgのPhy添加が行われてきた。しかし、採卵鶏を用いてPhy添加水準を検討した試験は行われておらず、採卵鶏用飼料へのPhy適正添加水準量については明らかにされていない。 またPhyは価格的に高価であり、今後Phyの普及や飼料コストを抑えるためにも適正添加水準量の検討を行い、Phy添加量の削減を行う必要がある。 |
成果の内容・特徴 | トウモロコシ・大豆粕主体の採卵鶏用飼料へのPhyの適正添加水準量について、低npP飼料を用いて、産卵成績、リン利用率、脛骨灰分量等を指標に検討を行った結果、次の通りであった。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | コスト 大豆粕 とうもろこし 鶏 |