タイトル | フェザーが多く発生した2年生りんご「ふじ」わい性台木苗の育成法 |
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担当機関 | 長野果樹試 |
研究期間 | 1994~2000 |
研究担当者 |
玉井浩 小池洋男 小野剛史 船橋徹郎 茂原泉 |
発行年度 | 2001 |
要約 | 棒状に育った1年生のりんご「ふじ」のわい性台木苗に対して、切り返し、芽かき、およびベンジルアデニン散布を行うことにより、早期多収が可能となるフェザー(副梢として発生させた羽毛状枝)が多く発生した2年生苗木を育成できる。 |
キーワード | 切り返し、側枝、苗木、フェザー、ベンジルアデニン、芽かき、りんご |
背景・ねらい | 近年、欧米ではフェザーが10数本発生した2年生苗木が「Knipboom」または「Cut-tree」と呼ばれ普及が広がりつつある。しかし、国内においては未だ1本棒状の苗木の生産が主流である。りんごのわい化栽培では、スピンドルブッシュ整枝の樹形構成や早期多収を可能とするためにフェザーの発生した苗木を用いることの有効性が明らかにされており、生産現場では、開園後の結実を大幅に早めることのできる大苗の利用が望まれている。これまでに、1年生苗木に対するベンジルアデニン(ビーエー液剤)を用いたフェザー発生促進技術が明らかにされているが、フェザーが多く発生した2年生苗木の育成方法は検討されていない。 そこで、1年生のふじ/M.9ナガノ苗木を用いて、切り返し、芽かき、ならびにビーエー液剤散布による、フェザーの多く発生した2年生苗木の育成方法を検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 栽培技術 台木 接ぎ木 品種 りんご わい化 |