タイトル | 広食性天敵オオメカメムシ類の飼育法 |
---|---|
担当機関 | 千葉農総研 |
研究期間 | 2001~2004 |
研究担当者 |
上遠野冨士夫 清水喜一 大井田寛 |
発行年度 | 2001 |
要約 | 複数種の園芸害虫を捕食する捕食性天敵オオメカメムシ、ヒメオオメカメムシは、オオタバコガまたはスジコナマダラメイガの冷凍卵を餌とし、脱脂綿等の起毛性柔軟材料を産卵基質とすることにより簡易に飼育できる。 |
キーワード | 捕食性天敵、オオメカメムシ、ヒメオオメカメムシ、鱗翅目冷凍卵、起毛性柔軟材料、飼育 |
背景・ねらい | 近年、海外から導入された種を含めて多種類の天敵昆虫が生物農薬として農薬登録され、使用が開始されている。しかし、これらはそれぞれ1種類または1グループの害虫に対してのみ有効な天敵である。従って、複数種の園芸害虫が混発する条件下ではそれぞれの害虫に対応した複数種の天敵を同時に導入しなければならない。オオメカメムシおよびヒメオオメカメムシは日本の在来種であると同時に、アザミウマ類、コナジラミ類等の複数種の微小害虫や鱗翅目害虫等の卵を捕食する天敵である。既に利用されているヒメハナカメムシ類も複数種の害虫を捕食するが、オオメカメムシ類のほうが大型でより多くの捕食量を期待できるため、これらを大量増殖し生物農薬として利用する意義は大きい。そこで、両種を生物農薬として利用する場合に必要となる飼育法の確立を図る。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 カイコ 害虫 カメムシ 農薬 微小害虫 |