タイトル | 根こぶ病抵抗性青カブF1品種「CR石川交1号」 |
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担当機関 | 石川農研 |
研究期間 | 1997~2001 |
研究担当者 |
安達直人 吉秋斎 山辺守 |
発行年度 | 2001 |
要約 | 花粉培養で育成した「DH1」に「改良CR金沢青」を交配したF1品種「CR石川交1号」(仮称)を育成した。この品種は、根色が白の基本色で肩部に鮮やかな緑の補充色を有し、根形は球で、糖度が高く、加工用として適度な肉の硬さであり、根こぶ病抵抗性が強い。 |
キーワード | 根こぶ病抵抗性、青カブ、花粉培養 |
背景・ねらい | 本県伝統加工食品「かぶら寿し」の加工原料用の「青カブ」は、県内で水稲後作等で栽培されているが、主産地では難防除病害である根こぶ病の被害が拡大し問題となっている。現在栽培されている在来種「金沢青カブ」とF1品種「百万石」(M種苗)は、いずれも根こぶ病に弱い。また「金沢青カブ」は、肉の硬さが不揃いで硬いためロスが大きく、「百万石」は、肥大性と均一性に優れるが、肉質が柔らかく加工適性に劣るという問題がある。 そこで、「金沢青カブ」よりも肥大性と均一性に優れ、肉質が「金沢青カブ」と「百万石」の中間となる根こぶ病抵抗性のF1品種を目標とし、育種年限短縮のため、固定系統の作出に花粉培養を用いながら、1997年より育成を開始した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 育種 加工 加工適性 かぶ 新品種 抵抗性 抵抗性品種 はくさい 肥培管理 品種 防除 |