| タイトル | 生ごみ処理物混合堆肥製造における効率的堆肥化条件 |
|---|---|
| 担当機関 | 神奈川農総研 |
| 研究期間 | 2002~2003 |
| 研究担当者 |
竹本 稔 藤原俊六郎 武田 甲 |
| 発行年度 | 2004 |
| 要約 | 生ごみ処理物混合割合が高い堆肥化条件では、堆肥化過程での酸素消費が大きいため、嫌気状態の部分が多くなり、pHが低下し易い。効率的な堆肥化を行うためには、頻繁な撹拌混合(1回/2日程度)による好気状態の維持及びアンモニア供給によるpHの維持が有効である。 |
| キーワード | 生ごみ処理物、堆肥化、pH、アンモニア、撹拌頻度 |
| 背景・ねらい | 生ごみ処理装置で生産される生ごみ処理物は保水性、通気性が悪く、低pHであり、単独での堆肥化は困難である。この生ごみ処理物の有効利用を促進するために、地域内で発生する他の有機性廃棄物(牛ふんや剪定屑)と混合して高品質堆肥を製造するための効率的堆肥化条件を検討する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 生ごみ処理物高割合の混合堆肥化では、低通気量(10L/min)であると、処理前期に分解の進行が遅くなる(図未掲載)。 2. 撹拌混合の頻度については、2回/週では温度上昇が不安定な時期があったのに対し、切り返し頻度を上げ、1回/2日とすると良好な温度上昇を示し、pHも速やかに上昇し(図1)、乾物重量の減少量も大きくなり(図2)、堆肥化の進行が効率化する。 3. 撹拌の効果は2種類の混合比の試験区(生ごみ:剪定屑:牛糞=10:4:4及び10:6:2)で同様である。 4. 生ごみ処理物高割合の混合堆肥化時にアンモニア通気によりpHを7以上に維持すると(図3)、温度上昇が大きくなり(図4)、堆肥化処理後の粗灰分は高く、油脂含有率は低くなり(表1)、堆肥化の進行が効率化する。 5. 生ごみ処理物高割合の混合堆肥化の効率化のためには、頻繁な撹拌混合や通気による好気状態の維持及びアンモニア通気によるpHの維持が有効である。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. pH維持のためには、アンモニア通気以外に牛ふんなどのアンモニア生成能力の大きい資材を混合することも効果がある。 2. 生ごみ処理物混合割合の高い条件の堆肥化では、効率的な分解、臭気防止などの面から装置利用による堆肥化が好ましい。 3. 生ごみ処理物は、県内工場食堂生ごみを原料としたものを用いた。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 図表5 | ![]() |
| 図表6 | ![]() |
| カテゴリ |
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