下総台地からの湧水の硝酸汚染の実態と発生源の推定

タイトル 下総台地からの湧水の硝酸汚染の実態と発生源の推定
担当機関 千葉農総研
研究期間 1999~2003
研究担当者 金子文宜
松丸恒夫
真行寺孝
大塚英一
発行年度 2004
要約 台地からの湧水11地点中、集水域に畑地の多い6地点では環境基準値を超えるNO15N値から1地点は化学肥料由来、残り3地点は畜産排泄物由来と推定される。
キーワード
背景・ねらい 下総台地は標高40m程度の関東ロームの台地で、日本有数の野菜生産地を抱え、畜産業も盛んな地帯である。このため、近年、各地で顕在化している地下水の硝酸汚染に対して、これら農業系の影響が懸念されている。そこで、台地上の硝酸汚染の状況を把握し、その発生源の特定を行うことを目的に、下総台地周辺に流出する湧水の水質実態を明らかにすることとした。
成果の内容・特徴 1.
湧水9地点のNO図1)。
2.
湧水中のNO図2)。
3.
湧水中のNO表1)。
4.
湧水のδ図3)。このことは、当該3地点では、化学肥料由来の硝酸汚染と推定された1地点に比べて、畜産排泄物中に多いCl、Na成分が多い(データ省略)ことからも推察される。
成果の活用面・留意点 1.
現状の湧水の硝酸汚染の実態は、台地から湧水面に到達する土壌浸透水の移動速度が1年に1m程度とされるので、過去の農耕地管理の結果であることに留意する。
図表1 217857-1.gif
図表2 217857-2.gif
図表3 217857-3.gif
図表4 217857-4.gif
カテゴリ 肥料

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