ブルーベリーにおけるオウトウショウジョウバエの防虫網による防除技術

タイトル ブルーベリーにおけるオウトウショウジョウバエの防虫網による防除技術
担当機関 千葉農総研セ
研究期間 2003~2005
研究担当者 川瀬信三
内野 憲
発行年度 2005
要約 ブルーベリー園を目合い0.98mmの網で被覆することにより、オウトウショウジョウバエ成虫の侵入を完全に防止できる。未熟果も加害されるため、果実が着色し始めたら被覆する。
キーワード ブルーベリー、オウトウショウジョウバエ、防虫網、防除、熟度
背景・ねらい ブルーベリーの栽培面積と生産量は各地で急増している。しかし、近年、全国的にオウトウショウジョウバエによるブルーベリー果実の被害が問題となっている。そこで、防虫網によるオウトウショウジョウバエの侵入阻害効果並びにブルーベリー果実の熟度とオウトウショウジョウバエの加害との関係について検討する。

成果の内容・特徴 1.
オウトウショウジョウバエ成虫は、1.0mm目合いの網はわずかに通過するが、0.98mm目合いの網を被覆すると全く通過しない(表1)。
2.
ブルーベリー果実における被害は、ピンク色に着色した「未熟果」でも認められるので(写真1、表2)、網の被覆は果実が着色し始めたら行う。

成果の活用面・留意点 1.
0.98mm目合いの網は風の抵抗が強いため、圃場へ設置する際は防風施設の整備や網棚の補強が必要である。防虫網の価格は、1m2当たりおよそ200円である。
図表1 218020-1.jpg
図表2 218020-2.gif
図表3 218020-3.gif
カテゴリ 病害虫 おうとう ブルーベリー 防除

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる