タイトル | 中山間地域向き小麦品種「キヌヒメ」の奨励品種採用 |
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担当機関 | 奈良県農業技術センター |
研究期間 | 1995~2001 |
研究担当者 |
杉山高世 西尾和明 山本卓司 中村美穂子 |
発行年度 | 2001 |
要約 | 「キヌヒメ」は良質で、茎立ちが遅く、耐寒性が強い。出穂期、成熟期は「きぬいろは」より遅いが、外観品質は優れ、収量が安定しているので、標高300m以上の中山間地域向き奨励品種として採用した。 |
キーワード | 小麦、中山間地域、キヌヒメ、良質、強稈、奨励品種 |
背景・ねらい | 小麦作については、食料自給率の向上に向け、水田での本作化等本格的な生産振興が図られている。本県でも平坦地域を中心に作付面積の拡大が進んでいるが、県内実需者からは県内産小麦の増産が要望されている。今後更なる増産のためには、圃場基盤整備が比較的進んだ中山間地域での定着が必要である。しかし、現奨励品種「きぬいろは」はごく早熟、良質ではあるが、平坦地域向きであり、中山間地域では品質、収量が不安定である。そこで、「キヌヒメ」を中山間地域向き奨励品種として採用し、普及することにより、中山間地域での良質麦生産を図る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 小麦 水田 耐寒性 中山間地域 播種 品種 |