| タイトル | カーネーション新品種候補「ベルベットルージュ」 |
|---|---|
| 担当機関 | 香川農試 |
| 研究期間 | 1996~2000 |
| 研究担当者 |
瀬尾龍右 濱口政也 |
| 発行年度 | 2002 |
| 要約 | カーネーション「ベルベットルージュ」は「モナコ」と「あかね」を交雑し、得られた実生から選抜された品種である。花色は濃赤色の単色で、茎太で硬く、開花は晩生である。 |
| キーワード | カーネーション、交雑育種、新品種、ベルベットルージュ |
| 背景・ねらい | カーネーションの生産に占める種苗費の割合は大きく、生産者の経営を著しく圧迫している。このため、現場からは安価でオリジナル性の高い品種の育成に対する要望が高い。そこで、優良な特性を備えたオリジナル性の高い新品種を育成する。 |
| 成果の内容・特徴 | 「ベルベットルージュ」は香川県農業試験場において、1995年に子房親に「モナコ」、花粉親に香川県育成の「あかね」を交雑し、得られた実生の中から切り花品質や栽培特性に重点をおいて選抜した品種である。2000年に生育開花特性並びに生産力を検定した結果、実用性のあることを確認した。 「ベルベットルージュ」の主な特性は「ノラ」と比較して次の通りである。 1. 花色は濃赤色(0409)の単色で、花の大きさは同程度であり、花弁数は少ない(図1、表1)。 2. 茎長(上位7節の長さ)は短く、茎は太くて硬い。茎葉のろう質は多く、葉は良く巻く(表2)。 3. 開花は晩生で1番花は12月~1月にかけて開花し、がく割れの発生は3.5%で少ない(表3)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 適応地域は瀬戸内の温暖な地域及びそれに準ずる地域とする。 2. 側枝の発生が少なく、省力的な栽培に適する。 3. 本品種は四季咲き品種であるが、開花は晩生であり、冬~春出荷作型では6月下旬までに定植することが望ましい。 4. 土壌伝染性の立ち枯れ病の発生を防ぐために、定植前には土壌消毒等の防除対策に留意する。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 病害虫 育種 カーネーション 経営管理 栽培技術 出荷調整 新品種 土壌消毒 品種 防除 |
| シクラメン病害抵抗性育種のための中間母本の作出 |
| トルコギキョウ秋冬出荷のための間欠陽光照射による暗黒低温処理育苗 |
| 基白、背白粒発生軽減のための幼穂形成期以降の適正葉色推移 |