| タイトル | 黒毛和種肥育牛の脂肪酸組成に対する遺伝的影響 |
|---|---|
| 担当機関 | 兵庫農総セ |
| 研究期間 | 1999~2004 |
| 研究担当者 |
遠藤治(島根畜試) 塩崎達也(鳥取畜試) 岡章生 岩木史之 太田垣進 道後泰治 尾崎充彦(広島畜産技セ) 野田昌伸(兵庫農総セ北部) |
| 発行年度 | 2002 |
| 要約 | 黒毛和種肥育牛の枝肉脂肪の脂肪酸組成は種雄牛、系統によって大きく影響される。 |
| キーワード | 肉用牛、黒毛和種、脂肪酸組成、遺伝 |
| 背景・ねらい | 脂肪は食肉の風味あるいは嗜好性に大きく影響し、美味しい牛肉はモノ不飽和脂肪酸(MUFA)割合が多いと言われている。また、脂肪酸組成は品種、性、飼養条件などによって変化することが報告されているが、黒毛和種における遺伝的影響については明らかにされていない。 そこで、給与飼料、屠畜月齢が同じである産肉能力検定(間接法)供試牛293頭の枝肉脂肪の脂肪酸組成を調べることにより、脂肪酸組成に対する遺伝的影響を検討する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 種雄牛の産子群でMUFA割合が最も高いものは54.8%、最も低いものは47.7%であり、種雄牛によってMUFA割合が顕著に異なる(図1)。 2. 枝肉脂肪のMUFA割合と体高及び体重との間には有意な負の相関が見られ、大型の牛ほどMUFA割合が低い傾向にある(表1)。 3. 供試牛の祖先の中で広範に供用された種雄牛A、B及びCの遺伝的寄与率を算出すると、種雄牛B及びCの遺伝的寄与率が高いものはMUFA割合が低くなる(図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 黒毛和種の育種改良にこれらのデータを活用することにより,より美味しい牛肉の生産が可能になる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | 育種 肉牛 品種 |
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