タイトル | 中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培における樹皮培地の利用と給液管理法 |
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担当機関 | (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2005~2005 |
研究担当者 |
伊吹俊彦 笠原賢明 吉川弘恭 渡邊修一 東出忠桐 |
発行年度 | 2005 |
要約 | 中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培において、中山間地で豊富な樹皮を培地として用い、天候や生育ステージに応じた給液管理を行うと、ロックウールの場合と同等の収量が得られる。タイマーのみの安価な給液制御でも日射比例の場合と収量は同等となる。 |
キーワード | 中山間、傾斜地、トマト、養液、培地、収量、給液 |
背景・ねらい | 傾斜地のトマト栽培の問題を解決するため、これまでに傾斜地用の養液栽培技術を開発している。養液栽培の培地として最も用いられているロックウールは、使用後の廃棄が問題となることから多くの代替培地が検討されている。中山間地に豊富に存在する樹皮は、培地として利用可能と考えられるが、培地の特性に適した給液管理法を開発しなければ、ロックウールの場合と同程度の収量をあげるのは困難である。このとき、中山間地の小規模農家にとっては、高価で精密な自動給液制御よりも、装置の導入・利用コストを抑え、操作が容易であることが重要である。そこで、トマトの収量が十分に得られ、地域資源を有効利用できる培地とその特性に応じた安価な給液管理法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 傾斜地 コスト 栽培技術 中山間地域 トマト 養液栽培 |