タイトル | 水稲「イクヒカリ」の奨励品種採用 |
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担当機関 | 和歌山農林水技セ |
研究期間 | 1999~2005 |
研究担当者 |
垣内 仁 森本哲矢 宮本芳城 川村和史 浅井良裕 |
発行年度 | 2005 |
要約 | 「イクヒカリ」は「キヌヒカリ」と同程度の熟期で外観品質が良く、良食味である。そこで「キヌヒカリ」の品質低下が問題となっている地域における代替品種として「イクヒカリ」を奨励品種に採用する。 |
キーワード | イネ、奨励品種、外観品質、良食味、イクヒカリ |
背景・ねらい | 本県の主要品種「キヌヒカリ」は県北中部を中心に広く栽培され、県内水稲作付面積の50%以上を占める。しかし近年、作期の前進化等により登熟期が高温期に当たる等の原因から、外観品質の低下が問題となっている。また、消費者からは良食味米が求められる。 そこで、白未熟粒が発生しにくく良食味の品種で、和歌山県に適応する品種を検討し、「イクヒカリ」を選定した。この結果を基に「イクヒカリ」を奨励品種に採用し、普及することで、県内極早生品種の高品質・良食味米の安定生産を図る。 |
成果の内容・特徴 | 「イクヒカリ」は「キヌヒカリ」と比べて次のような特徴を持つ。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 育苗 いもち病 水稲 中山間地域 抵抗性 品種 防除 薬剤 良食味 |