タイトル | 着果と水分ストレスによるウメ樹体地下部への光合成同化産物分配抑制 |
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担当機関 | 和歌山農総技セ |
研究期間 | 2004~2005 |
研究担当者 |
土田靖久 岡室美絵子 島津 康 |
発行年度 | 2005 |
要約 | ウメ樹体の着果量が多いと同化養分の根への分配が抑制される。さらに、土壌の 乾燥および乾燥・過湿の繰り返しでその傾向が助長される。 |
背景・ねらい | ウメ樹体は、土壌の乾燥、過湿および着果負担により、新梢成長や幹の肥大などの生育が抑えられることが明らかになっている。この原因として光合成速度の低下に加え、各器官の間に光合成同化産物の競合が起こっているためと考えられる。しかし、着果負担や水分ストレスがウメの光合成同化産物の動態に及ぼす影響について知見が少ない。そこで、7年生「南高」を用いて着果量の多い樹体(100果/樹冠m2)と少ない樹体(30果/樹冠m2))それぞれに、5月上旬から9月下旬まで被覆マルチにより葉の水ポテンシャルを平均-1.1MPaに調節した樹体(乾燥区)、葉の水ポテンシャルを-0.6~-1.1MPaに調節した樹体(乾湿区)および適宜灌水を行い、葉の水ポテンシャルを平均-0.6MPaに調節した樹体(適湿区)について、収穫期直前の6月と収穫3ヶ月後の9月に13Cラベルした炭酸ガスを吸収させて一週間後に解体し、各器官の13C吸収量を測定することにより、着果と水分ストレスが光合成同化産物の分配・転流に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | うめ 乾燥 管理技術 |