食品循環資源の乾燥処理による飼料化とその安全性の確認

タイトル 食品循環資源の乾燥処理による飼料化とその安全性の確認
担当機関 香川畜試
研究期間 2006~2006
研究担当者 上原力
田淵賢治
安部正雄
笹田布佐子
発行年度 2006
要約 排出された食品循環資源を乾燥処理すると、種類、水分含量により処理コストは約4倍の差がある。 細菌検査、鶏ひなの成長試験、鶏卵のふ化試験により、同処理物は家畜飼料としての安全性が確認され 利用可能である。
キーワード 食品循環資源、飼料化、安全性
背景・ねらい 環境保全と資源循環型社会構築のため、食品循環資源の再生利用の促進とともに、我が国畜産基盤の 強化のために飼料自給率の向上が緊急な課題となっている。飼料化により利用促進と自給率向上が期待 できるが、連携不足、安全性、品質等の問題がある。
このことから、同資源の乾燥処理による飼料化における処理コストや成分、飼料給与にあたっての安全性、 品質について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 市販の乾燥処理機(処理能力60kg/回)を用いて処理する場合、原料となる食品循環資源の種類、 水分含量により処理時間に影響するため、処理コストは5.5~23.9円/kgと約4倍の開きがある。
    乾燥処理物の水分は、ご飯類など表面が固化し塊となる場合、高くなる (表1)。
  2. 飼料安全法に基づく細菌検査(黄色ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌)は陰性であり、また、 鶏ひなの成長試験、鶏卵のふ化試験でも、栄養成分の違いから対照区との発育の差は見られるものの、 飼料の安全性評価基準の評価から、家畜飼料としての安全性が確認される (表2,3)。
  3. 食品循環資源排出業者、食品加工者、飼料製造業者、畜産農家、畜産物流通業者、行政、試験機関等で 構成される協議会において、リサイクルシステムの構築と調整、飼料化への普及推進を図っている。
成果の活用面・留意点
  1. 食品循環資源を原料とした処理飼料を使って良質な畜産物を生産するためには、均一な栄養成分と 安全性の確保が重要である。また、飼料価格の低減が望まれる。
  2. 食品循環資源の排出業者と使用者(畜産農家)の連携による持続的な再処理流通システムの構築が 重要である。
図表1 220322-1.jpg
図表2 220322-2.jpg
図表3 220322-3.jpg
カテゴリ 加工 乾燥 コスト 評価基準

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