タイトル | クモヘリカメムシの匂い物質によるクモヘリカメムシの忌避効果 |
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担当機関 | 兵庫農総セ |
研究期間 | 2001~2005 |
研究担当者 |
山下賢一 諫山真二(住友化学) 高林純示(京都大学) |
発行年度 | 2007 |
要約 | クモヘリカメムシは刺激を受けると匂いを発する。この物質からクモヘリカメムシ成虫に強い忌避行動を誘発する(E)-2-Octenal、(E)-2-Octenyl acetate、(Z)-3-Octenyl acetateを警報フェロモンと特定した。野外条件において(E)-2-Octenalを微量施用すると忌避行動を誘発できる。 |
キーワード | クモヘリカメムシ、警報フェロモン、忌避行動 |
背景・ねらい | クモヘリカメムシは米の品質低下の主要因となる斑点米を引き起こす重要害虫である。現在の防除方法は畦畔等の草刈りの励行によるカメムシ生息密度の抑制と水稲出穂期~乳熟期にかけての殺虫剤散布である。害虫の生態を利用した行動制御物質の特定に取り組み、新しい防除法に結びつける。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 農薬 斑点米 フェロモン 防除 |