| タイトル |
反応染料を用いたイグサ染色の減圧による染色効果の向上 |
| 担当機関 |
福岡県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
イグサを8.000Paで1分間減圧後に反応染料の染色液を注入して浸漬し常圧で加温すると、未染色茎の発生がなくなる。減圧後の染色は温度が高く浸漬時間が長いほど濃く染まり、染色温度が摂氏70度で1時間浸漬すると色むらが減少し染色効果が向上する。
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| 背景・ねらい |
反応染料を用いた染色イグサは日光堅ろう度や摩擦堅ろう度が塩基性染料より強いため、花莚以外の多方面への利用が期待されるようになった。しかし、現在の常圧下での染色方法では、部分的に染まっていない未染色茎の発生や色むらがあること及び染色時間が長いこと等から染色コストが高く、反応染料の利用が進まない要因の一つとなっている。このため、反応染料を用いる場合の染色方法を改善して、染色イグサの品質向上と染色コストの低減を図る。
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| 成果の内容・特徴 |
- ドライ法の染色の工程、減圧-染色液注入-常圧-加温染色において圧力を8,000Paにして、1分間減圧とすると、常圧での従来法で約39%発生していた未染色茎がなくなる(表1)。
- 減圧後に常圧で加温染色する場合、イグサを染色液に浸漬する時間が長いほど、また浸漬する染色液の温度が高いほど濃く染まる(図1)。
- 染色温度が摂氏70度で1時間浸漬すれば摂氏90度と同程度に色むらが目立たなくなり、浸漬時間が常圧での従来法の半分になるため、染色コストが低減できる(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- イグサ染色指導資料として活用する。
- 減圧する施設が必要である。
- 中温性の反応染料に適用する。
- 多色少量染めには不向きである。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
いぐさ
コスト
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