飼料用粉末カンショを利用した脂肪融点の高い豚肉の生産技術

タイトル 飼料用粉末カンショを利用した脂肪融点の高い豚肉の生産技術
担当機関 福岡県農業総合試験場畜産研究所
研究期間 1997~1998
研究担当者 山本英二
村上徹哉
大和碩哉
発行年度 1998
要約 飼料用粉末カンショの配合割合が10%程度で、TDN74.5%、DCP12.0%の飼料を生体重90kg~出荷時まで給与することにより脂肪融点の高い良質豚肉を生産できる。福岡県農業総合試験場畜産研究所・中小家畜部・養豚研究室
背景・ねらい 豚肉については、全国各地において、特徴のある品種、系統、飼料等を利用して肉質に特長を持つ銘柄豚肉の生産がなされている。豚肉の肉質は、赤肉と共に脂肪の性状にも大きく左右され、カンショ等の炭水化物を給与することによって硬い脂肪、しまりの良い肉になると言われている。そこで、飼料用粉末カンショ(カンショ)を利用して、脂肪に特徴を持つ豚肉生産技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. カンショの給与割合が高くなるに従って、背脂肪中の飽和脂肪酸割合が増加し、脂肪融点が高くなるとともに、脂肪が硬くなる傾向が認められる。カンショを配合した飼料を給与すると、脂肪色のL値は高く、a値は低くなり、消費者の好む白色に近づく(表1)。
  2. カンショ配合飼料を給与すると、カンショを配合しない飼料(従来飼料)を給与した場合に比べて、増体量、飼料要求率が優れる。カンショ10%配合の場合が、増体量、飼料要求率が最も優れている。カンショを10%配合した飼料では、ロース肉の伸展率、加圧保水性は従来飼料と同等である(表2)。
  3. 飼料コストは、従来飼料を100とした指数で表すと、10%配合した飼料が最も低く、102となり従来飼料とほぼ同等である(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 肉質に特徴を持つ銘柄豚肉生産のための技術指標とする。
図表1 220832-1.gif
図表2 220832-2.gif
図表3 220832-3.gif
カテゴリ かんしょ コスト 出荷調整 飼料用作物 品種

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