仕上げ茶の粒度別火入れ程度と配合法

タイトル 仕上げ茶の粒度別火入れ程度と配合法
担当機関 鹿児島県茶業試験場
研究期間 1998~1998
研究担当者 伊地知仁
佐藤昭一
大城光高
入来浩幸
樋口雅彦
発行年度 1998
要約 回転ドラム式火入れ機を用いた仕上げ茶の品質は、粒度別に芽茶でやや弱め、本茶で中~強の火入れをした後、配合する方法で優れる。また、先火入れより後火入れ処理が良好な火入れができる。鹿児島県茶業試験場・加工研究室
背景・ねらい 荒茶の再製加工上、商品性に影響の大きい工程に火入れ工程がある。現在火入れには先火入れ、後火入れによる方法や荒茶を調整した後粒度別に火入れする場合等その技術は多種多様である。そこで、後火入れにおける粒度別火入れ程度がブレンド後の茶品質に及ぼす影響と先火入れとの品質について比較検討する。
成果の内容・特徴
  1. 香気の火入れ程度は芽茶で弱火入れ、本茶で強火入れ処理が優れる。滋味はいずれも中~強火入れ処理が優れる(表1、表2、表3)。
  2. 荒茶の先火入れ処理は茎にこげ香が感じられ、後火入れ処理より品質が劣る(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 仕上げ茶を製造販売する茶商、茶農家の再製技術として活用できる。
  2. 火入れ程度には嗜好性があり、顧客の意向に添う必要がある。
図表1 220948-1.gif
図表2 220948-2.gif
図表3 220948-3.gif
図表4 220948-4.gif
カテゴリ 加工

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる