ナス「筑陽」の垣根仕立てにおける最適主枝本数と作業姿勢の改善

タイトル ナス「筑陽」の垣根仕立てにおける最適主枝本数と作業姿勢の改善
担当機関 福岡農総試
研究期間 1997~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 ナス「筑陽」の養液栽培において垣根仕立てを採用する場合、畝幅1.1m、株間66cm、株当たり主枝本数を2本にすると慣行と同等の収量、品質が得られ、作業性は慣行のV字仕立てより改善される。
背景・ねらい 促成ナスの養液栽培では、主枝はV字仕立てが行われ安定した収量、品質が確保されている。しかし、収穫後期の4~7月には通路の上面がナスの茎葉で覆われ、作業空間が狭く腰を曲げた作業が長時間に及ぶため整枝法の改善が望まれている。そこで、作業姿勢の改善を図るため、主枝を畝方向に平行に誘引する垣根仕立てにおいて、最適主枝本数を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. ナス「筑陽」の養液栽培における垣根仕立てでは、畝間1.1m、株間66cmで株当たり主枝2本仕立てとすると、10a当たり総主枝数が2,800本となり、年内収量は慣行よりやや多く、総収量は同等となる(表1)。
  2. 不良果の発生率は、株当たり主枝本数を2本とした垣根仕立てでは慣行と同等で、上中物率においても差はみられない(データ略)。
  3. 垣根仕立ては主枝を畝方向に平行に誘引するため立ち姿勢が多く、慣行のV字仕立てに比べ収穫及び整枝の作業性が良い(図1)。
成果の活用面・留意点
  1. 促成ナス栽培技術の参考資料として栽培技術指針に登載し、活用する。
  2. 垣根仕立て栽培の苗数は、1400本/10aであり、慣行(V字4本仕立て)と比較すると1.7倍が必要である。
  3. 垣根仕立ての側枝整枝法は1芽どり整枝法とする。
図表1 221238-1.jpg
図表2 221238-2.jpg
カテゴリ 栽培技術 なす 養液栽培

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