肉用牛の去勢法の違いが肥育成績に及ぼす影響

タイトル 肉用牛の去勢法の違いが肥育成績に及ぼす影響
担当機関 沖縄県畜産試験場
研究期間 2000~2001
研究担当者 玉城政信
大城照政
知念雅昭
島袋宏俊
発行年度 2000
要約 肉用牛の去勢方法である無血去勢法、観血去勢法およびゴムによる壊死去勢法の違いによる増体、肉質等級、脂肪交雑などに差は認めらず、肥育成績に影響しない。沖縄県畜産試験場・大家畜室
背景・ねらい 肥育素牛にする雄子牛は、肉質の向上と群管理を楽にするために生後3~4カ月のうちに去勢するのが一般的である。現在、広く用いられている去勢方法は、精系を挫滅させる無血去勢法、切開して精巣を取り出す観血去勢法およびゴムリングによって陰嚢上部を縛って壊死させる壊死去勢法がある。これらの去勢方法は各々の特徴があり、子牛の発育に及ぼす影響について観血去勢法が無血去勢法より去勢による飼料摂取量の落ち込みが少なく増体性も良い。そこで、今回は去勢法の違いが肥育成績に及ぼす影響を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 枝肉重量は壊死去勢法、無血去勢法および観血去勢法とも、ほぼ同じ重量である。推定DGは無血去勢法0.75kgで、壊死去勢法および観血去勢法ともほぼ同じ増体成績である。歩留り等級については、観血去勢法がやや優れているものの、有為な差ではない(表1)。
  2. 肉質等級は壊死去勢法3.27で、無血去勢法および観血去勢法よりやや高い傾向であり、脂肪交雑等級も壊死去勢法が高いが有意な差は認められない(表2)。
これらの結果から、枝肉成績および増体性に対する去勢方法の明らかな差は認められず、各去勢方法の特徴を理解した上で、安価で実施が容易な去勢方法を実施者各々が選択して良い。
成果の活用面・留意点
  1. 各経営体に適した去勢法が選択できる。
図表1 221422-1.jpg
図表2 221422-2.jpg
カテゴリ 経営管理 肉牛

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる