秋冬季の土壌乾燥によるマンゴーの着花促進

タイトル 秋冬季の土壌乾燥によるマンゴーの着花促進
担当機関 鹿児島県農業試験場大島支場
研究期間 2000~2004
研究担当者 稲森博行
松島健一
立田芳伸
発行年度 2000
要約 マンゴーは、11月上旬から1月下旬の期間に、根群域をpF2.5~pF2.8程度に土壌乾燥させることで着花が促進される。鹿児島県農業試験場大島支場・亜熱帯果樹研究室
背景・ねらい マンゴーの花芽分化は,低温によって促進されることが明らかにされているが、奄美地域においては秋冬季が温暖で着花が不安定となりやすい傾向にある。そこで、秋冬季の土壌乾燥が着花に及ぼす影響について検討し、着花安定、結果促進を中心とした技術開発を図る。
成果の内容・特徴
  1. 秋冬季に、根群域の土壌をpF2.5~pF2.8に乾燥させることによって、発蕾時期、開花時期が早くなり揃いが良くなる傾向にある(表1、表2、図1)。
  2. 土壌乾燥によって、着花枝率が高くなる(表1、表2)。
  3. 秋冬季に強い乾燥状態にあったpF2.8区でも、極端な葉色の低下や落葉など樹勢低下の兆候は認められない。
成果の活用面・留意点
  1. 秋冬季に温暖な地域において、マンゴーの着花促進に活用できる。
図表1 221489-1.jpg
図表2 221489-2.jpg
図表3 221489-3.jpg
図表4 221489-4.jpg
カテゴリ 亜熱帯 乾燥 マンゴー

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