イチゴ高設採苗用栽培装置を用いた二段階増殖による効率的な苗生産

タイトル イチゴ高設採苗用栽培装置を用いた二段階増殖による効率的な苗生産
担当機関 福岡県農業総合試験場
研究期間 1999~2000
研究担当者 三井寿一
藤田幸一
伏原肇
末吉孝行
発行年度 2000
要約 イチゴの高設採苗用栽培装置を用いて、秋季に低温処理した株を定植し、冬季に発生した子苗を親株として再度定植する二段階増殖を行うことにより、翌年6月までに、株数を約250倍に増殖できる。福岡県農業総合試験場・野菜花き部・野菜品種研究室
背景・ねらい イチゴの高設採苗は、従来の地床に比べて効率よく採苗できるが、10a当たり200株以上の親株が必要であるため、さらに効率的な増殖技術の開発が求められている。そこで、高設栽培用容器と繊維の機能を活用した、かん水管理が容易なイチゴ高設採苗用循環式養液栽培装置を利用して、効率的にイチゴ苗が生産できる技術を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 摂氏2度で約5週間低温処理した株を10月中旬に高設採苗用栽培装置に定植し、無加温施設内で一次増殖すると、1月下旬までに1株当たり7株程度の子苗が発生する(図1、表1)。
  2. 一次増殖で1月下旬に発生した子苗を吸水シートを使って発根させた後、2月上旬に高設採苗用栽培装置に直接定植して二次増殖すると、1株から6月中旬までに35株程度の子苗が発生し、10月に定植した株数の約250倍に増殖できる(図1、表2)。
  3. 本ぽ10a当たりの親株数は、二段階増殖による効率的な苗生産では35株程度でよく、従来の高設採苗に比べ6分の1程度に減少できる。
成果の活用面・留意点
  1. 健全な苗の効率的な増殖に活用できる。
  2. 二次増殖は、定植後の活着が悪いと欠株や生育不良株が多く発生するので、かん水ムラが生じないよう水管理に注意する。また、冬季には二重カーテン等で保温に努める。
図表1 221491-1.jpg
図表2 221491-2.jpg
図表3 221491-3.jpg
カテゴリ いちご 栽培技術 品種 水管理 養液栽培

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