タイトル |
ツマグロアオカスミカメによるヒマワリ新葉の被害 |
担当機関 |
長崎県総合農林試験場 |
研究期間 |
2000~2000 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2000 |
要約 |
ツマグロアオカスミカメがヒマワリに寄生・加害することにより、未展開葉上に黄色~黄褐色の小斑点が生じ、葉が展開するにつれて点~線状の小穴を生じる。長崎県総合農林試験場・環境部・病害虫科
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背景・ねらい |
近年、長崎県でハウス栽培ヒマワリにおいて問題となっている、新葉に穴が開く障害について、その原因を究明し、防除指導に資する。
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成果の内容・特徴 |
- 障害が認められる圃場のヒマワリ株上に、ツマグロアオカスミカメApolygus spinolae(MEYER-DUR)の成・幼虫の寄生を確認した。
- 健全なヒマワリに本種(成虫4頭,幼虫1頭/3株)を放飼した結果、12日後に同様の症状が認められた(写真1)。
- 本種は成長点近くに寄生して吸汁加害し、未展開葉上に黄色~黄褐色の小斑点が生じ(写真2)、展葉するにつれて点~線状の小穴となる。
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成果の活用面・留意点 |
- 本種による障害は5~6月に多く認められる。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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カテゴリ |
病害虫
害虫
ひまわり
防除
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