タイトル | 高温下でのマルトース生産が可能な固定化カンショβ-アミラーゼ |
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担当機関 | 九州農業試験場 |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
古田收 須田郁夫 野田高弘 |
発行年度 | 2000 |
要約 | カンショβ-アミラーゼを固定化することで熱安定性が向上する。さらに、固定化プルラナーゼと併用することで雑菌の危険性がほとんどない摂氏60度の高温下でも長期間にわたって、安定的かつ効率的なマルトース生産が可能となる。九州農業試験場・作物開発部・流通利用研究室(九州沖縄農業研究センター作物機能開発研究部食品機能開発研究室) |
背景・ねらい | カンショ塊根には多量のβ-アミラーゼが含まれているが、現状では有効に利用されていない。本研究では、カンショβ-アミラーゼの工業的利用を目的として、β-アミラーゼの固定化酵素を調製し、それを用いた高温下でのマルトース製造基礎技術を確立する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本技術の実用化は新たな設備投資が必要などの問題がある。しかし、本固定化酵素調製法はマルトオリゴ糖生産用酵素等にも適用可能なことから、本技術は高温下での高付加価値のマルトオリゴ糖等を生産する技術開発に応用が可能である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | かんしょ 高付加価値 |