タイトル |
営農類型試算プログラム2(Windows版) |
担当機関 |
長崎県総合農林試験場 |
研究期間 |
2000~2001 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2000 |
要約 |
プログラムは、Windows 98/95上で稼働するExcel 97/2000を利用する。また、プログラムの機能は、試算計画法を援用しており、品目や規模などの営農条件を適宜設定し、目標とする営農類型(計画案)を作成する。長崎県総合農林試験場・経営部・経営科
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背景・ねらい |
地域農業振興計画の策定や認定農業者を中心とした農業経営の設計をする場合には、営農類型(農業経営計画)の作成が必要である。しかし、営農類型の作成では、組み合わせる品目や規模などの前提条件の下で、農業所得や労働時間などを算出するのに、多くの煩雑な計算を要する。そこで、簡単かつ迅速に農業経営目標の作成作業ができるように、パソコンを利用した支援ツールを開発する。
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成果の内容・特徴 |
- プログラムは、平成6年に当試験場経営部経営科で、既に開発した「営農類型試算プログラム」(MS-DOS版「Lotus
1・2・3 R2.4J」利用)を、Windows 98/95上で稼働する「Excel 97/2000」を利用するプログラムに再構築したものである。 - プログラムの機能は、品目の組み合わせ、規模、労働力、生産量、市場単価等の営農条件を自由に変化させ、営農類型を適宜組み立てて、目標とする営農類型(計画案)を作成するもので、試算計画法を援用している。
- 品目データは、作物、工芸作物、野菜、花き、果樹、畜産、林産物・その他の7部門に計400品目を登録できる。
- 品目データとして、「長崎県農林業基準技術」(長崎県農林部、平成11年改訂)から約200品目を収録している。
- 各品目の生産費表は、農林水産省統計情報部の生産費調査報告の調査項目にほぼ準じており、耕種部門と畜産部門に分かれている。
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成果の活用面・留意点 |
- 認定農業者などの個別経営計画樹立、市町村や農協の各種農業振興計画策定、農業大学校教材、試験研究機関で開発された新技術の経営評価などに利用できる。
- プログラムを利用するには、Excel 97/2000(Windows版)がインストールされたパソコンが必要である。また、プログラム及びデータの容量は約15MBである。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
経営管理
肉牛
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