TMRを用いたホルスタイン種の早期育成技術における乾物摂取量推定式

タイトル TMRを用いたホルスタイン種の早期育成技術における乾物摂取量推定式
担当機関 熊本農研セ
研究期間 1999~2003
研究担当者
発行年度 2001
要約 イタリアンライグラス乾草主体の基礎TMR飼料(TDN63%、CP17%、DM93%)と育成期用の配合飼料およびルーサンペレットを用いた早期育成技術体系における乾物摂取推定式はDMI(kg/日)=8.47572+0.139876×体高(cm)(R2=0.71)となる。
キーワード TMR、早期育成、DMI
背景・ねらい イタリアン乾草主体のTMRとルーサンペレットを組み合わせた早期育成飼養技術体系における乾物摂取量(DMI)推定式を作成する。
成果の内容・特徴
  1. 飼養方法では、表1に示した乾物1kg中TDN63.0%、CP17.1%のイタリアンライグラス乾草主体のTMRを基礎TMR飼料として給与した。基礎TMRに加え、市販の育成期用配合飼料およびルーサンペレットにて飼養し、基礎TMRは育成期間中飽食、配合飼料は一日一頭当たり2.5kgを上限とし、ルーサンペレットは生後4ヶ月齢から給与を開始し3.3kgを上限として給与した。
  2. DGと体重を独立変数とする推定式では、DMI(kg/日)=3.39403+0.01516×W(kg)+0.29496×DG(kg/日)となり、寄与率(R2)は0.69である。
  3. 月齢を独立変数とする推定式は、DMI(kg/日)=3.404937+0.497523×M(月)(R2=0.66)である。
  4. 体高を独立変数とする推定式は、DMI(kg/日)=8.47572+0.139876×H(cm)(R2=0.71)である。
成果の活用面・留意点
  1. 乾草主体のTMRを用いた育成において、効率的な飼料給与量の基準として用いることができる。
  2. 哺乳方法は1日8Lの4週離乳法である。
図表1 221697-1.jpg
図表2 221697-2.jpg
図表3 221697-3.jpg
図表4 221697-4.jpg
カテゴリ イタリアンライグラス

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる