| タイトル |
杉バーク培地を用いた高設栽培装置の利用技術 |
| 担当機関 |
大分農技セ |
| 研究期間 |
2000~2002 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2001 |
| 要約 |
杉バーク培地の高設栽培装置を利用したコマツナ栽培において、3作に1回の割合で70日タイプの肥効調節型肥料を窒素成分で5kg/a施用することにより、年間12作が可能で総収量は約3t/a得られる。
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| キーワード |
コマツナ、杉バーク、高設栽培装置、肥効調節型肥料
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| 背景・ねらい |
葉菜類の土耕栽培では、年間を通して腰をかがめた姿勢での収穫作業等が強いられる。一方で、連作による土壌病害の発生も問題化している。そこで、杉バークを培地とした、簡易で安価な葉菜類栽培用高設栽培装置を開発した。そこで、この装置の効率的利用と栽培法を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 杉バークを培地とした高設栽培装置でコマツナを栽培する場合、3作に1回の割合で70日タイプの肥効調節型肥料を窒素成分で5kg/a施用すると、m2当たり2kg以上の収量が得られ、商品株重も重い(表1)。
- コマツナを注2)に示す耕種概要に沿って栽培すると、年12作が可能である(図1)。
- 1作のm2当たり収量は1~4kgとなり、年間29.7kgの収量が得られる(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 冬作は温風暖房機のダクトをベット下に配置し、室温を摂氏10度に保つよう管理する。
- 夏作はサイドを開放し防虫ネットを張り、天井部は30%遮光ネットでビニルの外側を覆う。
- 杉バーク培地の使用可能期間については現在試験中(今回の試験では杉バーク培地を交換せずに1年間使用した)。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
肥料
こまつな
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