気象デ−タをもとに気象図を作成し、WWWサ−バに転送するツ−ル

タイトル 気象デ−タをもとに気象図を作成し、WWWサ−バに転送するツ−ル
担当機関 (独)農業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター
研究期間 2001~2001
研究担当者 丸山篤志
黒瀬義孝
大場和彦
発行年度 2001
要約 日別の気温、降水量、日照時間をもとに気象図を作成し、WWWサ-バに転送するツ-ル。日別の気象デ-タを入力するだけで、気象図が作成され、Web上で気象図が公開される。気象デ-タが自動的に更新される場合には、自動化が可能である。
キーワード 気象図、気温、降水量、日照時間、インタ-ネット
背景・ねらい 農業試験場などでは独自に気象観測を行っており、そこで観測されたデ-タは作物を適切に栽培管理する上で貴重な資料となる。しかし、観測された気象デ-タが公開されることは少なく、公開が望まれていた。そこで、簡単な操作で、気象デ-タをグラフ化し、Web上で公開するツ-ルを作成する。
成果の内容・特徴 1.
このツ-ルは、年、月、日、最高気温、最低気温、平均気温、降水量、日照時間の順に入っているデ-タファイルを読み込み、気象図を作成し、WWWサ-バに転送する機能を持つ。日別の気温、降水量、日照時間を入力するだけで、気象図が作成され、Web上で気象図が公開される。
2.
図1にツ-ルの画面を示す。設定は基本的に右側の項目(WWWサ-バに関する情報)のみ行う。また、WWWサ-バへの転送をキャンセルし、気象図を書かせることだけに使う利用法も可能で、この場合には右側の項目を設定する必要はない。
3.
気象デ-タが自動的に更新される場合には、図1の処理開始時刻を設定することにより、一連の処理が自動的に実行される。これにより、人手を必要としない自動化が可能となる。
4.
図2に気象図を示す。気象図は年間の気象の変化を半旬値でグラフ化した部分(左図)と、1ヶ月前からの気象の変化を日別値でグラフ化した部分(右図)からなっている。また、平年値(実線)を図示することにより平年との差が理解しやすくなっている。
成果の活用面・留意点 1.
このツ-ルを使って九州沖縄農業研究センタ-(西合志)の気象図や九州沖縄のアメダス気象図がWeb上で公開されている。この様に、気象デ-タのグラフ化およびWeb上での公開に活用できる。
2.
このツ-ルは九州沖縄農業研究センタ-気象特性研究室から入手できる。また、このツ-ルはWindows95/98/2000上で動作する。
図表1 221959-1.gif
カテゴリ 栽培技術

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