日本ナシ「筑水」の自発休眠覚醒に必要な低温要求量

タイトル 日本ナシ「筑水」の自発休眠覚醒に必要な低温要求量
担当機関 鹿児島果樹試
研究期間 1997~2000
研究担当者 木崎賢哉
木崎優子
熊本修
坂口徳光
発行年度 2002
要約 日本ナシ「筑水」の自然条件下での自発休眠覚醒に必要な7.2℃以下の低温要求量は700~750時間である。
キーワード 日本ナシ、筑水、自発休眠覚醒、低温要求量
背景・ねらい 日本ナシ「筑水」は、成熟期が早く早期出荷が可能な品種であり、県内産地において導入が進んでいる。そこで、栽培適地の判定や施設栽培での加温開始時期を決定する際の指標とするため、自然条件下での自発休眠覚醒に必要な7.2℃以下の低温要求量を明らかにする。
成果の内容・特徴 1.
自然条件下において、7.2℃以下の低温に所定の時間遭遇した「筑水」の3年生ポット植栽樹を、最低温度20℃、最高温度28℃に設定したガラス室に搬入し、加温後40日目までの開花率の推移と開花状況から判断した結果、「筑水」の自発休眠覚醒に必要な7.2℃以下の低温要求量は700~750時間である(図1、図2、表1)。
成果の活用面・留意点 1.
低温遭遇時間は年次、地域によって差があるので、地域ごとに秋冬季の11月1日からの7.2℃以下の低温遭遇時間を確認する必要がある。
図表1 222110-1.gif
図表2 222110-2.gif
図表3 222110-3.gif
カテゴリ 施設栽培 出荷調整 日本なし 品種

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