タイトル | 秋ギク「神馬」の2月開花作型における再電照法 |
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担当機関 | 長崎総農林試 |
研究期間 | 1999~2001 |
研究担当者 |
出口 浩 松尾崇宏 北村信弘 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 秋ギク「神馬」の2月開花作型では、小花形成前期にあたる電照打ち切り15日目から4日間再電照することにより舌状花数が増加し、うらごけを防止できる。 |
キーワード | 神馬、再電照、うらごけ |
背景・ねらい | 「神馬」は、舌状花数が少なく、うらごけしやすい品種である。現場ではこの対策として、「秀芳の力」に準じた再電照が行われているが、「神馬」については検討がなされていない。 そこで、切花品質を向上させるための再電照技術を確立する。 |
成果の内容・特徴 | 1. 「神馬」は、小花形成前期にあたる電照打ち切り15日目から再電照することにより、舌状花数が増加し、舌状花率がもっとも高くなり、切り花品質が向上する(表1、表2)。 2. 「神馬」は、再電照することにより上位葉が大きくなり、うらごけを防止できる(表3)。 3. 「神馬」の舌状花数を増加させ、うらごけを防止できる再電照方法は、小花形成前期に当たる電照打ち切り15日目から再電照するのが最良である(表1、表2、表3)。 4. 栽培最低夜温は、定植から電照打ち切りまで16℃、電照打ち切りから発蕾まで13℃(17:00~22:00)、18℃(22:00~3:00)、20℃(3:00~9:00)、以降開花まで13℃とする。 |
成果の活用面・留意点 | 1. 他の作型では、小花形成前期から再電照を開始する。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 馬 栽培技術 電照技術 品種 |