タイトル |
アスター萎凋病汚染圃場の土壌消毒効果 |
担当機関 |
熊本農研セ |
研究期間 |
2001~2003 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2003 |
要約 |
アスター萎凋菌に汚染された隔離床内の土壌を、クロルピクリンくん蒸剤及びダゾメット粉粒剤による土壌くん蒸、または蒸気消毒すると高い防除効果が得られ、良好な切花が採花できる。
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キーワード |
小輪系アスター、連作障害、アスター萎凋病、隔離床
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背景・ねらい |
小輪系アスターは、花径が小さく多花性のため添え花やアレンジに最適であり、花色が豊富で日持ちも良いことから今後周年にわたり需要が伸びる品目として注目されている。しかしながら、従来のアスターと同様に連作障害の発生が産地形成の妨げとなっている。そこで、連作障害の原因であるアスター萎凋病の多発生土壌における防除法を明らかにする。
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成果の内容・特徴 |
- 隔離床内の汚染土壌をクロルピクリンくん蒸剤、ダゾメット粉粒剤による土壌くん蒸または蒸気消毒すると、アスター萎凋病に対する防除効果が高い。生育中に枯死する株はほとんどなく、採花後の根の褐変もほとんど見られない(図1、図3、図4)。
- 防根シートを深さ15cmに埋没した簡易隔離床でもクロルピクリンくん蒸剤による土壌くん蒸により隔離床と同等の防除効果が得られる。木枠地床では、生育中に枯死する株はほとんどないが、採花後の根に褐変が見られる(図2)。
- 無処理区の生存株の切花長は45cm程度で商品価値が低いが、土壌消毒することにより消毒方法と栽培床の違いに関わらず、商品価値の高い長い切り花が得られる(図5、図6)。
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成果の活用面・留意点 |
- クロルピクリンくん蒸剤は登録がないが、非食用に対する特例措置で使用可能。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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図表5 |
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図表6 |
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図表7 |
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カテゴリ |
病害虫
アスター
土壌くん蒸
土壌消毒
防除
連作障害
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