タイトル | ピリプロキシフェンテープ剤による媒介虫防除に基づいたトルコギキョウ葉巻症の省力的長期発生抑制 |
---|---|
担当機関 | 長崎総農林試 |
研究期間 | 2002~2003 |
研究担当者 | |
発行年度 | 2003 |
要約 | トルコギキョウの生育初期からピリプロキシフェンテープ剤を草冠上に展張することにより、シルバーリーフコナジラミの発生を省力的に長期間抑制し、本虫が媒介するTomato yellow leaf curl virus(TYLCV)による葉巻症の発生も抑制できる。 |
キーワード | トルコギキョウ、葉巻症、TYLCV、シルバーリーフコナジラミ、ピリプロキシフェンテープ剤、長期発生抑制、省力 |
背景・ねらい | 最近、九州を中心に問題となっているトマト黄化葉巻病の病原ウイルス、Tomato yellow leaf curl virus(TYLCV)は、トルコギキョウにも感染し、節間の萎縮、葉の舟形葉巻および小葉化等の症状(以下、葉巻症と総称)を生じることから、花の品質にも大きな影響を及ぼして商品価値をなくす。本症は、1999年わが国で初めて長崎県で発生が確認され、その後宮崎県や熊本県などでも発生が認められている。本ウイルスはシルバーリーフコナジラミによって媒介されるため、本症の発生防止には、本種の防除が重要である。しかし、本種に対する登録薬剤が極めて少ないため防除対策に苦慮している。 そこで、花き類のコナジラミ類に対して登録を有するピリプロキシフェンテープ剤について、トルコギキョウにおける本種に対する防除効果を明らかにし、葉巻症防除への有効性を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 抵抗性 トルコギキョウ 防除 薬剤 |