「肥のあけぼの」のシートマルチ栽培における高品質果実安定生産のための施肥法

タイトル 「肥のあけぼの」のシートマルチ栽培における高品質果実安定生産のための施肥法
担当機関 熊本農研セ果樹研
研究期間 2001~2004
研究担当者
発行年度 2004
要約 10月下旬の施肥割合を年間窒素投入量の60%にした秋肥重点施用が、果実の糖度、果皮の着色において優れ、収量の年次変動が小さい。
キーワード ウンシュウミカン、シートマルチ栽培、施肥時期
背景・ねらい ウンシュウミカンでは、品質向上を目的に土壌水分を制御するシート(多孔質フィルム)マルチ栽培が広く行われているが、シートマルチ栽培により樹勢が低下し、翌年の着果が不安定になるという問題がある。早生ウンシュウ「肥のあけぼの」のシートマルチ栽培における高品質、連年結果のための施肥時期、施肥量を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 4ヶ年の累計収量は、マルチ無被覆標準区(累計収量指数107)、標準区(100)、秋肥重点施用区(97)、夏肥施用区(92)の順であり、秋肥重点施用区では、収量の年次変動が小さい(図1)。
  2. 果実品質において、果実の糖度および果皮の着色は秋肥重点施用区が優れる傾向にある(図2、図3、表3)。果実のクエン酸含量は、秋肥重点区がやや高く、無被覆標準区が低い(表2)。
  3. 果実の1果重は、秋肥重点区の平均の階級がM、Lと適度の大きさで、果実の1果重の年次変動が小さく、無被覆標準区の平均の階級が2Lとやや大きすぎる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 早生ウンシュウ「肥のあけぼの」の露地のシートマルチ栽培に適用する。
  2. シートマルチ栽培では、マルチ無被覆栽培に比べて果実のクエン酸含量がやや高めになりやすいので、8月または9月前半に5mm程度の降雨を入れるか、かん水を行う。
図表1 222744-1.jpg
図表2 222744-2.jpg
図表3 222744-3.jpg
図表4 222744-4.jpg
図表5 222744-5.jpg
カテゴリ 温州みかん 施肥

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