タイトル |
パッションフルーツの養液土耕・電照栽培に適する整枝法 |
担当機関 |
鹿児島果樹試 |
研究期間 |
2003~2005 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2004 |
要約 |
パッションフルーツの養液土耕・電照栽培において、収量が多く、作業性が良い整枝法はT字型整枝とつり下げ型垣根整枝である。
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キーワード |
パッションフルーツ、養液土耕栽培、電照栽培、仕立て法
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背景・ねらい |
パッションフルーツの土耕栽培での整枝法は、鹿児島県ではT字型整枝が中心となっている。今後、安定生産、周年出荷が可能な養液土耕・電照栽培において、収量が多く作業性の良い樹形を選定する必要がある。そこで、125リットルの養液土耕ベッドに植栽した「サマークイーン」を用い、電照栽培による4~5月出荷作型において、畝間1.5m、株間6mとするT字型整枝、マンソン型整枝、畝間1.3m、株間6mとするつり下げ型垣根整枝、つり上げ型垣根整枝の4整枝法について検討する。
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成果の内容・特徴 |
- T字型整枝とつり下げ型垣根整枝は、単収が2.4~2.5tと多く、結果位置はハウス地表面からの高さ51~100cmが中心となり、作業性が良い(表1、表2、図1)。
- マンソン型整枝とつり上げ型垣根整枝は、単収が2.1tとやや少ない(表1、図1)。マンソン型整枝の結果位置は、50cm以下が中心となり、作業性が劣る(表2)。
- 収穫果実の1果平均重は83~87gで仕立て法の違いによる差はない(表1)。
- 糖度は17~18、クエン酸は2.5~2.7%、果皮色はブドウ用紫色系カラーチャートで7.0~7.3であり、仕立て法の違いによる品質の差はない(表3)。
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成果の活用面・留意点 |
- 九州本土の加温ハウス栽培、南西諸島の雨除け栽培で活用できる。
- 加温ハウス栽培における秋冬季の温度管理は、夜温摂氏15度、昼温摂氏30度とする。
- 春季の果実を収穫するためには、11月中旬にビニル被覆と加温開始を、12月上旬にせん定を、12月上旬~2月下旬に電照を行う。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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図表5 |
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カテゴリ |
温度管理
カラー
出荷調整
パッションフルーツ
ぶどう
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